2023/11/14 05:00
ミュ-ジカル「トッツィ-」製作発表記者会見が13日に、東京都内で行われ、出演者の山崎育三郎、愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子、演出のデイブ・ソロモン氏が登壇した。
本作は、演出家やスタッフと衝突ばかりしていた俳優が、あることがきっかけで女性になりきってミュ-ジカルのオ-ディションに応募したところ瞬く間に人気者になるという、ブロ-ドウェイ発のコメディ-・ミュ-ジカル。主人公のマイケル・ド-シ-&ドロシ-・マイケルズ役を山崎が務める。
この日、山崎は1幕で歌唱される「Unstoppable 止められない」を初披露。曲中にマイケルからドロシ-姿へ早着替えも行い、会場を沸かせた。その後、山崎は「本番は、私、完璧。私、きれいだから近くに行くわ」と話してステ-ジを降りて、この日、招待されていた一般観覧客の近くまで歩いて行き、その美しい姿を存分に見せつけた。
ドロシ-姿のまま会見に臨んだ山崎は、今の心境を「半分ドロシ-、半分育三郎で、“ドロ三郎”というところかなと。普段の感じで話すのも違うし、ドロシ-過ぎても内容が入ってこないかもしれないし、絶妙なところでいるようにしています」と話して笑いを誘った。
また、山崎はドロシ-を演じるにあたり、イメ-ジしている人物を聞かれると「パッと思い浮かぶのは自分の祖母です。祖母は自分の誕生日にディナ-ショ-をやろうとするんです。ドレスアップして、(アクセサリ-を)ジャラジャラつけて、『愛の讃歌』を歌うような人。(山崎がふんするドロシ-は)若いときのおばあちゃんに似ているのかなと思います」と明かした。
さらに、山崎はこの日の歌唱披露で見せた扮装(ふんそう)早着替えについて、「大変ですね。さっきのシ-ンは40秒くらいで全部脱いで、ドレスを着て、メ-クをしてかつらをつけて、ネックレスをつけて、最後にマスカラもつけて。本当にギリギリなんです。本番もこのタイムで着替えないといけないので、慣れるのかなと心配」と本音も吐露。しかし、その美しいドレス姿には共演のキムラからも「美しくてびっくりした」と絶賛の声が上がっていた。
舞台は、2024年1月10日~30日に都内・日生劇場ほか、大阪、名古屋、福岡、岡山で上演。
山崎育三郎(手前)と共演者 (C)エンタメOVO
エンタメ OVO
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